災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会 委員長に就任
今回のレポートでは3期目の役職と当選からここまでの議会での活動内容をまとめました。
① 選挙について
改めて選挙の結果についてご報告いたします。 4月21日に行われた世田谷区議会議員選挙において、 4037票をいただき、41番目で3期目の当選を果たすことができました。 選挙でお約束したことを実行し、 区政発展に尽力してまいります。 今後ともご指導ご鞭撻、 宜しくお願い申し上げます。
② 3期目の役職・役割
今期も会派は立憲民主党・社民党区議団に所属します。 新たに3人加わり8人の会派として活動してまいります。 委員会は都市整備常任委員会、災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会を担当することになりました。 災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会では委員長職を拝命することになりました。 気候変動などで多発する災害対策や振り込め詐欺を中心とした特殊詐欺防止などの防犯問題、さらにはオウム問題を風化させないために全力で取り組んで参ります。
③ 選挙結果・区政報告会開催
落合貴之衆議院議員、 山口拓都議会議員を迎えて選挙結果報告会・区政報告会を開催しました。 国や東京都の話題は新聞・テレビ・SNS等で見聞きすることができますが世田谷区の話題はメディアにはそれほどでることはありません。できる限り多くの方に世田谷区や議会の報告を行ったり、 ご意見を聴く場を作りたいと思います。今後も区内各地で区政報告会を開
催していきたいと思います。
2019年 第2回定例会での質疑をまとめました
質疑 その① SDGsの担当係の設置について
藤井まな: SDGsの理念を自治体活性化の燃料とした自治体は大きな動きを起こしています。 区内外に世田谷区がSDGsに取り組んでいくことを示すために担当係の設置が重要だと考えます。また、プラスチック廃止は世界的な流れです。 カリフォルニア州ではプラスチックストローの廃止が州議会で決定されました。 仮に世田谷区がカリフォルニア州のような決議を行えば日本初の事例となり、日本をリードしていくことも可能です。 17の目標を自治体に落とし込んだ世田谷版 SDGsを策定し、実行していくことが持続可能な自治体運営につながると考えますがいかがでしょうか?
世田谷区: SDGsの担当所管に関しては、政策経営部内の各課担当が中心を担い、進めてまいりたいと考えております。プラスチックストローに際しては、様々な議論を重ねて実効性のある対策を検討してまいります。 SDGsの推進に当たっては、 現行の区の計画の各政策がSDGsの開発目標にどう関連しているか明白にすることが有効だと考えています。
質疑 その② 東京2020大会期間中の交通渋滞について
藤井まな: 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定から期間中の交通について区民の方等からさまざまな御意見を頂いてまいりました。 そんな中、 東京都は昨年、期間中の道路渋滞のシュミレーションを発表しましたが、 世田谷区はこのことについて何の発表もしていないように見えます。 特に世田谷区は期間中の渋滞の可能性が高いとされています。 区として独自の調査を行い対策する必要があるのではないでしょうか。私からは期間中の自家用車の使用制限の早い段階からの提唱を政策として提言します。 これらの問題に対する区の意見をお伺いします。
世田谷区: 区としては期間中の円滑な輸送の実現と日常の都市活動の安定の両立を図ることが大きな課題となっています。そのため現在、世田谷区も委員として輸送方針の策定等に向けた検討を進めております。 東京都などとの輸送連絡調整会議では、交通需要の抑制や分散、交通容量の抑制等の検討も進めております。引き続き関係機関と連携し取り組んでまいります。
質疑 その③ 障がい者の法定雇用率達成への気概について
藤井まな: 区民の目を欺いてきた障害者法定雇用率誤算定問題が発覚後四年間で法定雇用率を達成する目標がありましたが、昨年の目標が未達成であり、厳しく追求してきました。今後は計画を前倒しすることで、遅れを取り戻しつつ、より早い目標達成が必要であると考えますがいかがでしょうか? また、区では正規就労の支援を行っていますが、人数などの数値を把握しておらず、結果も出ていません。さらに、ハローワークの様な雇用保険の手続き等も出来ない状況です。そこで、人数を把握し、本物ハローワークのような機能の設置を目指すべきではないでしょうか。
世田谷区: 障害者雇用につきましては、出来る限り早期の法定雇用率の充足やサポート体制の構築に全庁を挙げて取り組んでまいります。 就労支援の面では、様々な世代の方に寄り添い、 区民の方の正社員での就労を支援し、 ハローワーク誘致についても区民の利便性を考慮しながら検討してまいります。
SDGsとは?
SDGsとはSustainable Development Goalsの略称であり持続可能な開発目標のことです。 2001年に策定されたMDGs・ミレニアム開発目標の後継として2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標です。 全ての人にとってよりよく、より持続可能な未来を実現するための17のゴール、 169のターゲットから構成されています。 貧困、飢餓、 教育、ジェンダー不平等など現在世界が抱えている様々な問題の解決を目指します。 国連は誰一人残さない leave no one behindを誓っています。そのためにも2030年までに17の目標を達成することが重要とされています。SDGsは発展途上国だけでなく先進国も、地球上全ての人が取り組むべきユニバーサルな目標とされています。
障害者雇用率制度とは?
障害者雇用促進法によって、 民間企業、国地方公共団体は、その「常時雇用している労働者数」の一定の割合(法定雇用率)に相当する人数以上の身体障害者、知的障害者、精神障害者を雇用することが義務づけられている。 法定雇用率は5年ごとに見直すことになっている。 平成30年度の企業・団体別の法定雇用率を挙げると、 民間企業・・・2.2%(対象労働者数45.5人以上の規模)、 国・地方公共団体… 2.5% (除外職員を除く職員数40人以上の機関) などとなっている。 法定雇用率未達成の企業に対しては、雇用計画の提出や未達成分に相当する納付金を徴収する。 また、正当な理由なく計画を達成せず、 実施勧告にも応じない場合は、 「社名の公開」を行う。
藤井まなの世田谷活動日記
1枚目の写真は、委員会視察です。 写真は青森市において使用されなくなった映画館のリノベーションを見学しています。 その他にも仙台市における民間支援の経済政策や盛岡市のパーク PFI事業など東北3県のまちづくりを視察してきました。
2枚目は朝の街頭演説千歳烏山駅。 選挙があろうとなかろうと定期的に演説を続けて世田谷区政の話を伝えていくことを続けたいと思います。
3枚目は母校・駒澤大学で行われた駒沢ふれあい広場夏祭りの一コマ。 今年も実行委員として運営をお手伝い、7000人を超える皆様にお越しいただきました。この他にも多くのお祭りに参加させていただき、 多くの皆さんと意見交換することができました。
4枚目は共に活動してきた塩村あやかさんとの街頭演説風景です。 今回の参議院選挙において初当選となりました。